APC-Pro・・出品レポートの重複、新規出品のオートセーブ:補足②

試作部屋にAPC-ProVer2.974bを配布します。

出品レポート読み込み時に、

「:●●行目あたり:列`sku`一意あるように制約されています。`値▲▲`は既に存在します。」

というエラーがでることがありますが、APC-ProではSKUの大文字小文字、半角全角を区別しません。同一としてあつかうために問題となります。(Amazonでは別のものとして認識するため) ※追加した補足①も参照してください。

商品のお取り扱い上、このような違いだけのSKUの命名はそもそも推奨しません。

自己発送の場合は、商品と取り下げて変更すればいいようなのですが、FBAの場合はうまくいかないかトラブルの原因となるために、プログラムの方で、今後重複と判断した場合は、その商品を読み飛ばすことにしました。(APC.logファイルにも出力するようにしたので、後から確認したい場合、このログファイルをテキストとして開いてみてください。)

エラーが起きた場合に読み込み処理を続行しますが、その商品は読み込まれないのでご注意ください。

新規出品作業時、アップロードするまでに、PC上なんらかのトラブルでフリーズや再起動してしまう場合に備え、検索をするたびにお使いのフォルダ内に「APC新規出品リスト(バックアップ).txt」というファイルが作成されます。 これは新規出品リストとして再度APC-Proで読み込むことができます。

ところが、ご利用者様の中で、先に検索、検索、検索・・を繰り返したあとに、コメント等を入力する業務手順を踏んでおられる方がいらっしゃいました。 この場合、コメント入力中にトラブルが生じると、コメントが保存されない可能性がありました。

そのため、前後の商品移動(前へ、次へボタン操作)でも保存されるように改善しました。

また、保存項目として

Amazonポイント:ap

AP除外(Amazonポイント付与の除外):ap_jogai

A価格(条件指定時に利用):a_price

除外価格(詳細データ取得時、この価格以下で出品している競合を除外):jogai_price

メモ:memo

配送パターン(※あくまでAmazonの設定済みのものです):haisopat

を追加しました。

新規出品リストをエクセル等で作成する場合、上記の:の右側にあるヘッダー項目を追加することであらかじめ作成可能です。

 

出品レポートの文字コードについて

APC-ProVer2.974bでは出品レポートの文字コードはUTF-8です。もし2-972bより前のバージョンを利用している(利用できている)場合、文字コードがShift-JISの可能性があります。

詳細設定の「その他」にて、出品レポートの文字コードを切り替え可能にしました。レポートが文字化けするようなら、設定を変更してみてください。

補足①

「sku一意あるように制約されています。」と表示されるエラーですが、昨年末にありましたように、出品レポートの文字コードが変更されて文字化けしたときにも、データを正しく読みとることができずにズレてしまい、このメッセージが表示されることがあります。(詳細は過去のお知らせを参照してみてください。)

①まだShift-JISだった人がここ最近UTF-8に変更されて、このメッセージが出る方

②変更されていない状態でAPC-ProVer2.974bを利用して、このメッセージが出る方

③文字コードは正しく、本当にSKUの問題によるもの

のパターンがあります。

①の方は、APC-ProVer2.974bにバージョンアップする必要があります。

②の方は、APC-ProVer2.974bで読み込むと標準がUTF-8になっているので、詳細設定の「その他」にて出品レポートの文字コードをShift-JISに切り替えてみてください。

補足②

利用者様から提供いただいた出品レポートを確認したところ、本当にデータが重複しているケースがありました。半角全角違いではなく、同一の商品データがいくつもありました。

またUTF-8に変更されていたものがShift-JISになっていました。

以上のこのことから、Amazonの障害ではないかと思います。

APC-ProVer2.974bの場合、重複したSKUは、APC.logファイルに書き出されます。テキスト形式ですので、このファイルを開き、SKUを確認し、出品レポートをエクセルなどで開いて検索してみてください。 文字同一のSKUがそのまま出力されているのであれば、Amazonにお問い合わせください。

「sku一意あるように制約されています。」のメッセージが何度も出る場合、Enterキーを押し続けると、処理できますので試してみてください。そのあとAPC.logを覗いてみてください。