購入者の話

商品を購入する人はいくつかのパターンに分類できると思います。

①その商品が欲しい

あらかじめ欲しい商品が分かっていて購入する人です。事前にどこかで情報を得ているわけですね。テレビや雑誌で紹介されたり話題になっているのかもしれません。 

欲しい商品があらかじめ決まっている場合、基本的に目移りすることは少ないと思います。(あくまでこのケースでの本やDVD等の話)

②その分野の本が欲しい

ビジネス書や専門書、趣味の本など、特定のテーマに基づいて商品を探している人です。カタログの商品情報を見ながら、興味のある分野なら、特定の商品にこだわらず比較検討した中のいずれかを買うでしょう。

③興味がわいたので欲しい

①に近いかもしれませんが、あらかじめ欲しい商品が決まっていてAmazonで探すのではなく、とりあえず商品をいろいろ見ていたら欲しくなってきたケースです。 あるいはCDなら視聴して気に入る場合もあるでしょう。

以上主に3つのパターンを考えてみました。これ以外のパターンもあるのですが、それはまた今度 

①の場合は、すでに購入者は買いたい商品が分かっています。 商品の状態と価格によって誰から買うか決まります。話題の商品の情報があらかじめ分かったのなら、仕入れに力をいれることができるかもしれません。 テレビ、芸能人の推薦は強力です。

最近話題になったことといえばタイガーマスクでしょうか。 このキーワードを聞いてから仕入れるのではなく、今持っている商品の中に関連するアイテムがあるか探して宣伝できるかの方が重要です。

②の場合もまず、テレビや雑誌によって特定のブームが形作られていることがあります。 買いたい商品名が明確でない場合は、類似品をいかに提案できるかがポイントです。 

例えば日本というエリアの中に各々の書店が存在しています。各書店に行けば、商品は分野ごとに揃えられていますよね。書店にビジネス書コーナーがあり、専門書コーナーがあります。

これをAmazonに置き換えてみてください。日本がAmazonかわり、書店が出品者となります。 ここで出品者から特定の商品を探したい場合に、現在のところなかなか難しい状況です。 当方でも出品者の商品表示や分類して表示できるサービスを試作公開していますが、まだまだ課題が多いです。

そういったサービスの利用以外に出品者のみなさんができることは、web上で商品をお知らせすることです。仕入れた商品をブログで公開してらっしゃる方もいます。 ホームページでなくてもブログでもツイッターでもいいのです。 あなたがどんな商品を扱っているのか、知ってもらうことがまず大事です。

書店では特設コーナーがあったりしますよね。あなたの商品のおすすめはなんでしょうか? なんらかのテーマにそった商品を複数提案できますか?

最後に③のケース。 購入者にその場で興味をもっていただいて購入させるケースです。 書評ブログをみて興味がわいて購入したなんてケースがあります。 商品の宣伝を自ら行うということです。 書店で言えばPOPですよね。

書店でその場で見て買うってことよくあると思います。web上で、自分の商品をうまく見せていくことができれば欲しい商品も見つかることがあるのではないでしょうか。

魅力的に商品を紹介できれば、あなたのwebサイトをみて購買意欲が湧くことがあると思いますよ。

そのためにどんなお手伝いができるかを考えています。